■ パソコンを使ってナレーションを録音する方法

初めてのナレーション録音では、さまざまなトラブルに遭遇します。
 録音した音声がNGの場合再度取り直しとなりますので、最初にテスト録音を充分に
行い、良い結果が得られた後に本番の録音を行うようにしてください。
ボイスレコーダーで録音するより、パソコンで録音する方法が確実
  ボイスレコーダーでも録音は可能ですが、録音レベルが確認しづらいなどの問題が
 ありますので、パソコンとマイクを使ってナレーション録音を行う方法をお推めします。


1.ナレーション原稿の作成

パワーポイントのノート欄に各スライドの説明文を記入します。
検討後、テキストファイルにコピーしナレーション原稿とします。

2.サウンド録音・編集ソフトウエアの入手・インストール

Windows付属の「サウンド レコーダー」では作業がやりにくいので、フリーのソフトウェアを入手します。

1.サウンドエンジン SoundEngine Free をダウンロード します。
SoundEngineは、Windows(98/Me/2000/XP/Vista)向けサウンド編集ソフトです。
 WAVEファイルの再生・録音・編集・変換機能を持っています。
 フリーソフトなのでダウンロードするだけですぐに使用することができます。

2.SoundEngine Freeをインストールします。
 ダウンロードしたファイルをダブルクリックするとインストーラーが起動します。

3.録音用マイクロフォンの準備

1.なるべく音質の良いマイクを準備する。

 録音後の音質はマイクロフォンによって決まります。ナレーションの録音にはモノラルマイクの方が
 都合が良いのですが、準備できない場合はステレオマイクでもかまいません。 

タイピン型マイク   ステレオマイク   ポップガード

2.口元から20cmの位置にマイクを固定する。

 タイピン型マイクは口元から20cm以上離して、上着の端に止めます。
 通常のマイクの場合も、口元から20cm程度の位置に小型の三脚などを利用し固定します。
 その時、マイクの吹かれを防止するための道具(ポップガード)をマイクの前に設置すると良いでしょう。

3.パソコンのマイク端子にマイクロフォンのプラグを接続する。

マイク端子   デスクトップパソコンは排気ファンやHDDの動作音による
ノイズが出ますので、 ノートパソコン使用の方が有利です。

*ハムノイズが発生していないかをご確認ください。

4.録音の方法

SEメーター
サウンドエンジンの①「録音」タブを押して、②「録音準備ボタン」を押して、
③「録音開始ボタン」を押すと録音が開始します。 ④もう一度「録音準備ボタン」を
押せば録音が終了します。

  ②の状態で、右のレベルメータが振り切れないように「録音音量」を調整します。
  
  録音が完了したら「別名保存」アイコンをクリックして、名前を付けて保存します。


SE操作

*レベルメータが振れない時は「ボリュームコントロール」 パネルを開き調整してください。

5.ナレーション録音レベルの確認

サウンドエンジンを再生モードにして
1.再生レベルが0.0を超えていないか、低すぎないか、録音レベルの確認をします。
2.再生レベルが適当でない場合は録音をやり直します。
3.音のないスペース部の間隔を追加・削除して長さを調整します。
4.再生音をスピーカで聞いて、明瞭に聞こえるかどうかを確認します


SEレベル説明

 上記イメージはステレオマイクを使用して録音した場合の波形です。
 モノラルマイクの場合は下部のトラックは表示されません。

 *SoundEngine は最近のバージョンアップでかなり使いやすいソフトになりましたので、
  ナレーション録音用ソフトウェアとして推奨させていただきました。
  取り扱いの詳細は付属の「ヘルプ」をご覧下さい。

6.ナレーション保存時の注意

サウンドファイルの編集

 1.各ファイルの音量が同一レベルになるように、音量/ボリュームの調整をします。
 2.各ファイルの先端に1~2秒程度のスペースを挿入します。
 3.各ファイルの終端に3秒程度のスペースを挿入します。

サウンドファイルの保存

 サウンドエンジンでファイルを保存します。
 サウンドエンジンでは、WAV形式以外のファイル保存ができませんので、
 MP3形式や、WMV形式のファイルが必要な場合は別のソフトウェアで加工します。

7.MP3形式のサウンドファイルを作成する方法

 (「午後のこ~だ」を使用した場合)

1.「午後のこ~だ for Windows」をダウンロードする

 午後のこ~だはWAVEファイルをMP3ファイルに変換するフリーのMP3エンコーダーです。

 使い方
 1.「WAVE追加」ボタンをクリックし変換するWAVEファイルを指定します。
 2.「エンコード開始」ボタンをクリックするとMP3ファイルが書き出されます。

午後のこ~だ

   *MP3エンコードは標準でビットレート:128kbps(stereo)で出力されます。

8.参考: その他のサウンド編集ソフトのご紹介

1. サイバーリンク「DigionSound5 Express」 (ダウンロードソフト ¥7,140)

 上記フリーソフトでは録音・編集・MP3ファイル書き出しを単一ソフトで実行することは出来ません。
 DigionSound5は有料のソフトですが、オーディオCDファイルの読込、WMAファイルの書き出しなど、
 携帯オーディオプレーヤー用のデータ加工時にも使えますので、持っていると便利なソフトです。
 
 「DigionSound5 Express for Vista」 のホームページはこちら

DigionSound5


弊社 eラーニングビューアで使用するナレーションファイルは
MP3形式 サンプリング周波数44KHz、ビットレート64Kbps(モノラル) で出力してください。