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豪雨で山口線不通/2013年7年28日


   7月29日撮影。 昨日の山口・島根豪雨で被災した山口線の様子をコンデジで撮影してきました。
   山口線では第四阿武川橋梁、第五阿武川橋梁、第六阿武川橋梁が流失、線路が浮き上がるなど
   被害は甚大で、復旧には相当な日数がかかりそうです。

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1. 第一阿武川橋梁
阿武川に架かる鉄橋は6つあります。 先ず、長門峡駅先にある第一阿武川橋梁に行ってみました。 画像下部に増水時のゴミが残っていますので、ここまで浸水したことがわかります。
 
2. 第二阿武川橋梁
続いて、第二阿武川橋梁。 いつもより水量が多いですが、鉄橋は健在です。
 
3. 第三阿武川橋梁
渡川駅手前にある第三阿武川橋梁です。 これも問題ありません。
 
4. 地福駅先の畑
地福駅から用路方向に進むと、豪雨の爪あとが目に飛び込んできました。
 
5. 第四阿武川橋梁 <流失>
さらに進み、橋の上から川上を見ると、第四阿武川橋梁は跡形もなく消えていました。
 
6. 長谷踏切付近
阿武川は水量を増し、左手の田を超え、さらに上の道路を超え、民家に50cmの浸水被害を与えていました。
 
7. 長谷踏切・鍋倉側
地福駅発車の撮影ポイント、長谷踏切すぐ横から川までの線路下が大きくえぐりとられています。
 
8. 長谷踏切・鍋倉側
波打った線路のそばには、多くの砂利が堆積しています。
 
9. 長谷踏切・鍋倉側
川向こうから見てみると、鉄橋の残骸も見えます。
 
10. 第五阿武川橋梁 <流失>
地福、鍋倉間にある第五阿武川橋梁は道路から見えないので、県道から俯瞰場所に登ってみました。
中央の木の向こう側に鉄橋が架かっていたのですが、今はありません。
 
11. 鍋倉俯瞰
鍋倉駅付近は広範囲にわたって冠水し、多量の水が線路を越えて流れたことがわかります。
 
12. 鍋倉駅手前の線路
線路そばに行ってみると砂利が流され、線路が浮きあがっていました。
 
13. 鍋倉駅へ通じる道路
国道のリンゴ園入口から鍋倉駅方向に進むと、橋の手前が水で大きくえぐられていて、 これより先には進めません。 Uターンして徳佐寄りの入口に向かいました。
 
14. 鍋倉・広場前
国道からの入口付近は報道関係車両で塞がっていたので、広場に車を止めました。 線路そばのリンゴ園 の土地が大きくえぐられていて、堤防を越えた水がものすごい勢いでここを流れたことがわかります。 写真右の流木のある所が線路です。
 
15. 鍋倉駅方向
駅方向に少し進むと悲惨な光景が目の前に広がりました。 残っているリンゴの木は2本だけ。 その先には民家や道路があったはずなのに…。 写真右の赤い屋根の向こうが鍋倉第3踏切です。
 
16. 鍋倉第3踏切
SLやまぐち号の撮影ポイントでもある鍋倉第3踏切はゴミだらけ。
 
17. 鍋倉第3踏切より国道方向
踏切を渡り国道側を見ると、線路が垂れ下がっていました。 ここは川ではありません。
 
18. 第六阿武川橋梁 <流失>
第六阿武川橋梁は両端の橋台を残し、橋脚4本はすべて水の中に転がっています。
 
19. 第六阿武川橋梁・鍋倉側
道路橋は残っているのに鉄橋は無残にも…。
 
20. 第六阿武川橋梁・徳佐側
線路が折れています。 水の破壊力に驚愕。
 
21. 第六阿武川橋梁の橋脚
横倒しになった橋脚と線路。
 
22. 鍋倉駅方向
鍋倉駅周辺は大水で冠水し、民家、リンゴ園、田畑、鉄道に大きな被害を出しました。
 
23. 徳佐袴線橋より鍋倉方面
次に、徳佐に行ってみました。 冠水よる一部盛り土の流出はあるものの、線路にはさほど大きな被害は見受けられません。 徳佐駅先、徳佐定番付近は異常ありませんでした。
 
24. 旧道野坂峠
旧道野坂峠の道には通行止の表示がなかったのに、県境を過ぎるとすぐに倒木・落石で通行不能に。 引き返し大鳥居から津和野の町に下りました。
 
25. 津和野川
津和野川の護岸の一部が壊れていましたが、津和野の町は普段と余り変わりなく見えました。
 
26. 鷲原・山田竹風軒付近
鷲原地区は増水した名賀川の水で被害が出たようです。 鷲原には、「高峯付近で路面欠壊のため 全面通行止」の表示があり、この先の牧ヶ野、白井、名賀地区が孤立しているようです。
 
27. 鷲原から牧ヶ野方向に少し行った所
道路上には多くの木くずが散乱しており、山から多量の水が流れ出たことがうかがえます。
全面通行止看板から少し入ってみましたが、写真奥のカーブの先から道路が欠壊していて通行は無理なようなので、諦めて帰途につきました。
 
備考 平成25年8月2日JR西日本発表の被災状況によると、第4~第6阿武川橋梁流失に加え、白井トンネル土石流(津和野側)、地滑り(牧ヶ野付近)などの被害が確認されているとのこと。
平成25年8月5日より宮野~地福駅間の運転が再開され、地福~益田駅間でバスなどによる代行輸送が始まるとのこと。
 
 
2013年8月17日撮影。 やっと津和野の鷲原から先へ入ることができました。 そこにはより深刻な豪雨被害の跡が残っていました。
 
1. ローソク岩登り口付近
豪雨直後にはむき出しの岩がゴロゴロしていた県道は簡易的に修復されていました。所々には片側通行の部分や土砂の盛り上がっている部分があるものの難なく通行ができます。
 
2. 牧ヶ野の公園付近 <地滑り>
鷲原トンネル―第二神田トンネル間で一部のり面崩壊がありました。 また第一神田トンネルの船平山側出口付近の地滑りにより、線路が埋まっていました。
 
3. 牧ヶ野地区(白井方向から)
牧ヶ野の山桜の木は残っていますが、その下の田んぼは土砂に覆われています。
 
4. 白井の竹やぶ手前の川
ここにも緑の田んぼが一面に広がっていました。 北側の谷筋あちこちから土砂が流れ込んでいます。
 
5. 白井の里手前のカーブ
のり面の崩落により線路が浮いています。
 
6. 白井の里付近
大量の濁流が道路を超えて流れ込んだことにより、右側の民家数軒が床上浸水の被害を受けました。
 
7. 白井の里付近
仮設の橋を渡り、定番撮影地へ。 余りの変わりように戸惑うばかり。
 
8. 「白井の里」撮影地は…
一面土砂に覆われ、日本の原風景が残る「白井の里」は様変わりしていました。
 
9. 参考1:「白井の里」 2012-06-23
手前には田んぼがあり、小さな川がその向うを流れていました。
 
10. 参考2:「白井の里」 2012-06-23
この風景が二度と見れなくなってしまったこと。 実に残念です。
 
11. 記憶に残る風景は…
あの木の橋も、ひまわりの植えてあった畑も、柿の木も… 消えてしまいました。
 
12. 県道より白井トンネル方向
線路左側に見える黒い影の部分が白井トンネル入口です。
 
13. 白井トンネル入口付近 <土石流>
線路連結部で切断されています。その奥のトンネル入口は、左側からの土石流により塞がっています。 かなり高い位置から山肌が削れているので、線路補修前に大規模な土木工事が必要になりそうです。
 
14. 線路左手の斜面
谷筋から流れ出した大量の土石流が線路まで到達しています。 元は幅1メートル程の小さな水路だったということですが、砂防堤が必要になるくらい大きな谷になっています。
 
15. 線路側より撮影地を見る

 
16. 駐車場所跡
地元の皆様の好意で車を止めさせて頂いていた場所。
 
17. 津和野町名賀(白井地区)
埋もれた道路標識が、かつての道路位置を示しています。
 
18. 津和野駅にて
豪雨のあった7月28日に運休になった車両が、2013年8月17日もそのまま駅のホームに止まっていました。
 
備考 山口線は2014年8月23日 完全復旧しました。

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